札幌 転勤 家庭教師 忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

バッツ
バッツとかすごい真面目な顔して全然違うこと考えてたら面白いなぁって思います。
エイプリルフールネタでも考えようとしてたら日付がかわっていました・・・・・い、いつの間に!
笑顔でコーラの早飲みが得意ですとか、エクスデスのコスプレとか考えてたのになぁ(あ、バッツがです、もちろん)


つづきで乗り遅れつつ、エイプリルフールネタのバッスコ話です。
ばっちこい!な人だけどうぞ。
苦手な方はここで終わりです。



 *****




「・・・・・・(4月1日か・・・)」


「・・・・・・エイプリルフールだな」

「え、なに?」
バッツがくるりと振り向いた。
小さい声でつぶやいたスコールは、その声が聞こえていたことに驚いた。

「いや、何も・・・「絶対言った!」

―困ったな
自分がつぶやいたせいで、今から会話を始めなければならない
それが面倒で、眉間に皺を寄せたがバッツの熱い視線には勝てなかった。



「エイプリルフールと言ったんだ」

「・・・・えい・・・・何?」

「・・・・・エイプリルフール。嘘をついてもいい日だ」

「へーそんなもんがあるのかぁ。じゃあ何か嘘つかなきゃな!」

バッツが太陽みたいな笑顔で言った。
―そんな顔で嘘をつかれてもな、
スコールはしらばく、何か考えているバッツを見つめていた。

うーん、あー、えー、とバッツはうなっていた。



「スコール!」
「・・・・・なんだ(思いついたのか?)」









「スコール愛してるよ」










「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」





今何と言った?
聞き間違いか
聞き間違いだ・・・・・・な

あまりにも驚いて、間抜けな声を出してしまった。
言った本人はひたすら笑顔でこちらを見つめていた。




「・・・・・・・・・」

後ろに振り返って足を進めた。
バッツは追いかけてこない。
多分本人も“そんなつもりでない”で言ったのではないだろう
自分で話をふってしまった手前、自己嫌悪に陥りそうだった。

嘘だ、嘘なのだ
あれは自分に向けられた言葉ではない

その場から離れたくて、駆け足になる手前に呼び止められた。






「あ、でももう1日じゃないな。



 ってことは言ったやつは全部本当な訳だな」






「・・・・・・・・・(こいつ)」



『愛してるよ』


スコールは見事に、はめられたのだと気づいて血が上ったように熱くなった。
この熱さは、言葉のせいではないのだ、とひたすら言い聞かせていた。



――――――

あれ、思ったよりも長くなりました。
確信犯バッツもなかなか好きです。
それでスコールのことを無邪気に振り回してるといいです。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[20] [19] [18] [17] [16] [15] [14] [13] [12] [11] [10]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
忍者ブログ / [PR]
/ テンプレート提供 Z.Zone