札幌 転勤 家庭教師 忍者ブログ
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まっ白な雪と満開の桜を見る時が来ようとは・・・びっくりですよね!
てか昨日の夜すっごく雪が降っててびびりました・・・!

なんかふと思いついたっていうか、よくあるネタだとは思うのですが、思いついたのでつづきで58文。
おもっきり現パロなので苦手な方はここで終わりです。
ばっちこいな方だけどうぞ!



 *****



現パロ58文
※苦手な方はご注意ください














目を覚ました時は雨が降っていた
季節外れの雨だ、とあいつが言っていた

スコールはだるそうにベッドの上で寝ころんでいた
時計は15時を表示していた
しかし夏の雨の雲のせいか、部屋は少し不思議な色で支配されていた


『あ、スコール?』
「・・・」
『また寝てたの?』
「・・・あぁ」
静寂をぶち壊した携帯からは、あいつの、バッツの声が響いてきた
スコールは寝たまま会話をつづけていた。

『おれさ、今日ちょっと帰り遅くなっちゃうかもしれないんだ!
 だからもし、夕飯先に「待ってる」

「・・・待ってる」

『そっか、じゃあ頑張って帰るから!じゃあ!』


また静寂が訪れる
スコールは未だ、だるそうにベッドの上から離れようとはしなかった
よどんだ空を窓という小さな世界から見つめた
今の自分はまさにこの状況なのだ
窓から、いや、窓の外へは出られないのだ

目が覚めた時は今でもはっきりと覚えていた

あの真っ白な世界、あの部屋
そこに場違いな感じで座っていたバッツは泣きそうな、嬉しそうな表情を浮かべていた


『・・・名前、覚えてるか?』

「・・・・・・いや、」

声が微妙にかすれて会話を中断させた
その声でさえ彼はくるくると表情をかえてこちらを見つめていた。
雨が降っていたのに何故窓は開いていたのだろうか?

自分の名前はスコールと言うらしい
どうやら記憶喪失というものにかかったらしい
別段生活に支障が出るようなことはなかった
そういう記憶は自分には残されていたからだ。

しかし自分のことも、相手のことも、すっかり忘れてしまっていた
人を忘れてしまっていたのだ

目の前にいたのはバッツだとあとから知った
でも「バッツ」という人は自分とどんなかかわりがあるかさえ思い出せなかった
ただ目を覚ました時に目の前にいたのはまぎれもなくバッツだった
どうも同居人だったらしい
それ以外こちらから聞かない限りは何も話すことはなかった。


何も思い出さずに一か月が経った

何も変わらない日常
何も変わらない風景
何も変わらない生活

ただ俺自身の記憶がないこと以外は何も変わらないのだ

~♪~♪


思考は中断された



「・・・・・?」

見たことがない番号からの電話だった。
しばらく見つめてから、仕方なくボタンを押した



「はい」


『あ、スコール!!本人?ちゃんと本物か?!』

――――



長くなったのでぶった切り
なんか記憶ないけどバッツと暮らしてるスコールを書きたかっただけっていう。
もっと夏の雨について熱く語ろうとしてやめておきました・・・。
てか全然バッツが出てこなかった・・・次回あったらまたもっそもそ続きを書こうと思います。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました!
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